
こんにちは、初石駅前校です。
昨日、私立高校合格についてお話ししました。今日はその続きで私立高校単願生合格後の過ごし方についてお話しします。
私立単願生にお伝えします。大事な事です。結論から言います。私立単願生は入試が終わり、合格を戴いても、遊ぶな、浮かれるな、です。
流山市、柏市の私立単願合格者も、この合格後の過ごし方が高校3年間を大きく左右します。今回は、私立単願生が知っておくべき厳しい現実と、入学までにやるべきことをお伝えします。
📖 目次
私立単願生の現状診断チェック
まずは現在の状況を確認しましょう。
合格後の意識
□ 合格後も勉強を続けている
毎日机に向かっていますか。
□ 3月まで塾を続ける予定
すぐに辞めようとしていませんか。
□ 高校の課題に取り組んでいる
入学説明会でもらった宿題をやっていますか。
□ クラス分けテストを意識している
入学直後の実力テストを知っていますか。
学力レベルの認識
□ 併願生との学力差を理解している
自分が低い基準で合格したことを認識していますか。
□ 偏差値が足りていないことを自覚している
併願生より約3低い偏差値で合格したことを知っていますか。
□ 公立受験生が勉強を続けていることを知っている
2月中旬まで受験勉強している人がいることを理解していますか。
□ 入学後の習熟度別クラスを知っている
成績順でクラスが分けられることを知っていますか。
将来への意識
□ 大学進学を考えている
名の知れた大学へ行きたいですか。
□ 指定校推薦を狙っている
評定4.3以上が必要なことを知っていますか。
□ 費用対効果を考えている
親が高い学費を出してくれた意味を理解していますか。
□ 高1から本気で取り組む覚悟がある
入学してからが本番だと思っていますか。
診断結果
チェックが9個以上
意識が高いです。この調子で入学準備を進めましょう。
チェックが5個から8個
認識が甘い部分があります。厳しい現実を理解しましょう。
チェックが4個以下
危機感が足りません。今すぐ意識を変える必要があります。
合格後に陥る3つの落とし穴
落とし穴1: 併願生との学力差を理解していない
厳しい現実
私立単願生は併願生(公立を主として私立が副、もしくは私立・私立)に比べ、通知表(内申書)の評定基準が低く、かつ偏差値も3近く低くなっています。
高校側の本音は、併願生と同じ学力レベルのお子様が欲しいと思っています。だから塾へ入学するまでにもっと成績を上げて欲しいと依頼が来る訳です。
なぜ基準が低いのか
一つは、単願生は確実にその高校へ入ってもらいたいので基準を低くしています。併願生は他の高校に行く可能性があるため、単願生を優遇して確保したいのです。
しかし、これは決して単願生の学力が高いからではありません。むしろ、学力が足りていないことを認識しなければなりません。
公立受験生との差
合格した1月から3月まで何もしないと確実に学力レベルが下がり、併願生との差が更に広がります。増して公立生は2月中旬まで受験勉強している訳ですから、1ヶ月分の学力差が生じるのです。
受かったからと、ウキウキ遊んで何もしないと入ってから苦しくなり、底辺に居続けます。
落とし穴2: 習熟度別クラス編成を知らない
入試の点数で組み分けが決まる
私立高校は習熟度別になっており、入試成績の高い順で生徒を振り分けて行きます。つまり、コースで3クラスあったとして、Aクラスが優秀、Bクラスは普通、Cクラスは劣等と振り分けられます。
となると、ああ、あの子Cクラスなのね(レベルないのね)という目で見られます。これが私立の現実です。
クラスによる影響
上位クラスは進度が速く、難易度の高い授業が行われます。大学進学実績も、上位クラスから多く出ます。
下位クラスは基礎的な内容が中心で、進度も遅くなります。同じ学費を払っていても、受けられる教育の質に差が出るのです。
落とし穴3: リベンジのチャンスを逃す
入学直後の実力テスト
しかし、私立高校にはリベンジするチャンスが3月下旬、もしくは4月入学直後にあります。入ってすぐ行われるのは実力テスト(進研模試)です。
入学手続きもしくは入学説明会時に、この実力テストの課題(宿題)が確実に配られます。その課題プラスアルファをやっておく事が大事なのです。
クラス変更のチャンス
何故なら入試時で点数が取れなかった子がこの実力テストで点数が採れた場合、上位クラスや上位コースなど変更調整が行われるからです。
端的に言うと、入学後直ぐに追入試があると思ってください。
このチャンスを逃すと
この実力テストで結果を出せなければ、入試の成績で決まったクラスのまま固定されます。一度下位クラスに入ると、挽回するのは非常に困難です。
合格後の1月から3月までの過ごし方が、高校3年間のクラス、ひいては大学進学を左右するのです。
入学までの学習戦略
戦略1: 3月まで受験勉強を続ける
塾は続ける
先ず、高校の先生から塾の先生へ3月までしっかりと指導してくださいと依頼が来ています。良く、合格すると1月中に塾を辞める生徒がいます。とても残念なことです。
初石駅前校ではそれを望んでいません。ここは我慢して公立生同様続けて欲しい。
何を勉強するか
入試が終わっても、追入試(組み分けテスト)の為に3月まで受験勉強は続けます。
高校から出された課題は速やかに終わらせます。塾生は塾へ持って来て問題を解き、分からない所を先生に聞きます。
課題だけでなく、苦手分野の復習や、高校の先取り学習も進めます。偏差値が足らないので、高校入学まで学力を維持向上させる必要があります。
戦略2: 高校の課題を完璧に仕上げる
課題の重要性
入学説明会で配られる課題は、実力テストの出題範囲です。この課題を完璧にすることが、クラス分けテストで高得点を取る最短ルートです。
課題の進め方
課題を一通り解きます。わからない問題があれば、すぐに塾の先生に質問します。
解説を読んで理解したら、何も見ずに解き直します。自力で解けるようになるまで繰り返します。
課題が終わったら、同じ範囲の問題集を追加で解きます。課題だけでは演習量が足りないため、プラスアルファの勉強が必要です。
戦略3: 学校では浮かれない
公立受験生への配慮
学校で浮かれて騒がないこと。公立生はピリピリしているので、嫌われ友人を無くします。
1月に合格したからといって、教室で騒いだり、勉強しない姿を見せたりすると、まだ受験勉強を続けている友人から反感を買います。
謙虚な姿勢
合格したことは嬉しいですが、謙虚な姿勢を保ちます。公立受験生が勉強している間は、自分も静かに勉強を続ける姿勢を見せましょう。
戦略4: 大学進学を意識する
何の為に私立を選んだのか
何の為に私立を選んだのでしょうか。
名の知れた大学へ進学したいならば、高1から意識する必要があります。外部模試(河合模試など)を積極的に受験し、全国レベルでの自分の位置を把握します。
指定校推薦を狙う
評定4.3以上を目指します。指定校推薦で自分が行きたい志望大学の学部学科が優先的に選べます(特進除く)。
高1の最初の定期テストから、全力で取り組む必要があります。一度評定が下がると、挽回するのは困難です。
戦略5: 費用対効果を考える
親への感謝
常に費用対効果を考えます。親は期待してお金を出してくれた分、結果を出さなければなりません。
私立高校の学費は、公立高校の約3倍です。年間100万円近くかかることもあります。この高い学費を出してくれた親の期待に応えるためにも、真剣に勉強に取り組む必要があります。
覚悟を決める
夏休みは期待しないこと。補習や受験講習などがあり、ほとんど休みはありません。
私立高校は、大学進学実績を上げるために、長期休暇中も授業や補習を行います。覚悟を決めて、3年間走り抜く必要があります。
📌 この記事のポイント
単願生は評定基準が低く、偏差値も約3低い状態で合格しています。
□ 入学直後の実力テストがクラス分けを決める
追入試だと思って、3月まで受験勉強を続ける必要があります。
□ 高校の課題を完璧に仕上げる
課題プラスアルファの勉強で、実力テストに備えます。
□ 大学進学を高1から意識する
評定4.3以上を目指し、指定校推薦で志望大学を狙います。
まとめ
私立単願生は入試が終わり、合格を戴いても、遊ぶな、浮かれるな、です。
私立単願生は併願生に比べ、通知表の評定基準が低く、かつ偏差値も3近く低くなっています。高校側の本音は、併願生と同じ学力レベルのお子様が欲しいと思っており、だから塾へ入学するまでにもっと成績を上げて欲しいと依頼が来るのです。
入試の点数で組み分け(クラス)が決まり、私立高校は習熟度別になっています。上位クラスと下位クラスでは、受けられる教育の質に差が出ます。
しかし、入学直後の実力テストでリベンジするチャンスがあります。この実力テストで点数が取れれば、上位クラスや上位コースへの変更調整が行われます。端的に言うと、入学後直ぐに追入試があると思ってください。
合格した1月から3月まで何もしないと確実に学力レベルが下がり、併願生との差が更に広がります。受かったからと遊んで何もしないと、入ってから苦しくなり、底辺に居続けます。
何の為に私立を選んだのでしょうか。
流山市、柏市の私立単願合格者も、この合格後の過ごし方が高校3年間を大きく左右します。3月まで受験勉強を続け、高校の課題を完璧に仕上げ、入学直後の実力テストで結果を出しましょう。
初石駅前校では私立単願生も公立生も3月一杯まで在籍してもらっています。勿論その後、学力を下げたくない理由で、高校入学後も継続する人もいます。
名の知れた大学へ進学したいならば、高1から意識し、評定4.3以上を目指して、指定校推薦で志望大学の学部学科を優先的に選べるようにしましょう。
2026-01-06:リライト 塾長より


