英文の速読を試みる女子中学生(女子高生)の画像

こんにちは、初石駅前校です。
 
中学校の英語において、多くの生徒が壁にぶつかるのが長文読解です。単語の意味はわかるのに、読み終わる頃には内容を忘れている、時間が足りなくて最後まで解ききれないといった悩みをよく耳にします。
 
長文読解の鍵は、返り読みをせずに頭から理解する速読力です。流山市、柏市の中学生も、この速読トレーニングで定期テストや入試の得点が大きく変わります。今日は、1日15分でできるトレーニング方法をご紹介します。
 

📖 目次

あなたの長文読解力診断テスト

まずは現在の読解力を確認しましょう。
 

読解速度

□ 100語の英文を3分以内に読める
教科書1ページ程度の英文を、スムーズに読めますか。
□ 返り読みをしていない
英文を後ろから訳していませんか。
□ 制限時間内に読み終えられる
テストで時間切れになりませんか。
□ 音読がスムーズにできる
つっかえずに読めますか。
 

理解度

□ 読んだ内容を説明できる
読み終わった後、要点を言えますか。
□ 文脈から単語の意味を推測できる
知らない単語があっても、話の流れで理解できますか。
□ 代名詞が何を指すか分かる
it, they, thisなどが何を指すか把握できますか。
□ 話の展開を予測しながら読める
次に何が起こるか、考えながら読めますか。
 

学習習慣

□ 毎日英語に触れている
週に5日以上、英語を勉強していますか。
□ 音読の習慣がある
声に出して読む練習をしていますか。
□ 長文問題を定期的に解いている
週に1題以上、長文を読んでいますか。
□ わからない単語を調べている
辞書を引く習慣がありますか。
 

診断結果

チェックが9個以上

長文読解力が高いです。この調子で練習を続けましょう。
 

チェックが5個から8個

標準的なレベルです。速読トレーニングで一気に伸びます。
 

チェックが4個以下

基礎が不足しています。今すぐトレーニングを始めましょう。

速読力を上げる4つのメソッド

メソッド1: スラッシュリーディングの徹底

英語の語順で理解する

意味のまとまりごとにスラッシュを入れ、英語の語順通りに理解する練習をしましょう。いちいち日本語の綺麗な文章に訳そうとしないのがコツです。
 

具体的な方法

例文: I went to the library / to borrow some books / yesterday.
 
スラッシュで区切ります。主語と動詞、前置詞のまとまり、時を表す語句などで区切ります。
 
前から順番に理解します。私は行った、図書館に、何冊か本を借りるために、昨日、という順番で頭に入れます。
 
日本語に訳しません。綺麗な日本語(昨日、何冊か本を借りるために図書館に行った)にする必要はありません。英語の語順のまま、意味を取ります。
 

効果

返り読みがなくなり、読解速度が劇的に上がります。英語の語順に慣れることで、リスニング力も向上します。
 

メソッド2: 音読をセットで行う

脳への定着率を上げる

目で追うだけでなく、声に出すことで脳への定着率が上がります。15分のうち、5分は音読に充ててみてください。
 
スピードを意識しながら読むことで、読解リズムが身につきます。
 

音読の手順

まず黙読します。一度意味を理解してから音読に入ります。
 
ゆっくり正確に音読します。最初は発音やイントネーションを確認しながら、丁寧に読みます。
 
徐々にスピードを上げます。つっかえずに読めるようになったら、少しずつ速く読みます。
 
スラスラ読めるまで繰り返します。何も見ずに、自然に口から出てくるレベルを目指します。
 

効果

音読することで、目、口、耳の3つの感覚を使うため、記憶に定着しやすくなります。また、英語特有のリズムが身につき、読解速度が上がります。
 

メソッド3: 同じ文章を繰り返し読む

完璧になるまで反復

新しい文章に次々挑むより、一度理解した文章をスラスラ読めるまで繰り返す方が効果的です。
 
自分の自信に繋がりますし、英文特有のパターンが身につきやすくなります。
 

反復の方法

1回目は精読します。わからない単語や文法を全て調べ、完全に理解します。
 
2回目は音読します。つっかえずに読めるまで、何度も音読します。
 
3回目はスピード音読します。タイマーで時間を測り、どんどん速く読めるようにします。
 
4回目以降は復習です。翌日、1週間後、1ヶ月後と、定期的に読み返します。
 

効果

同じ文章を繰り返すことで、英文の構造パターンが身につきます。スラスラ読める文章が増えることで、自信がつき、新しい文章にも積極的に挑戦できます。
 

メソッド4: 制限時間を設ける

本番に近い集中力を養う

今日はこの長文を5分で読むと決めて取り組むことで、本番に近い集中力を養うことができます。
 

時間設定の方法

目標時間を設定します。100語なら3分、200語なら5分というように、語数に応じた目標を立てます。
 
タイマーをセットします。スマホのタイマーやキッチンタイマーを使い、時間を可視化します。
 
集中して読みます。時間内に読み終えることを意識して、集中力を高めます。
 
記録を残します。かかった時間をノートに記録し、徐々に速くなっていることを実感します。
 

効果

時間制限があることで、ダラダラ読まず、集中して取り組めます。読解速度が目に見えて上がり、モチベーションも高まります。

レベル別・実践トレーニングプラン

初級レベル: 基礎固め

対象

長文読解が苦手、100語を5分以上かかる、返り読みが多い人向けです。
 

トレーニング内容

教科書の本文を使います。既に授業で習った文章なので、内容が理解しやすいです。
 
スラッシュを入れる練習をします。意味のまとまりごとに線を引き、前から順番に理解します。
 
音読を毎日10分します。同じ文章を、スラスラ読めるまで繰り返します。
 

1週間の目標

教科書1ページ分の英文を、スラスラ音読できるようになります。スラッシュなしでも、前から読めるようになります。
 

中級レベル: スピードアップ

対象

基礎はできている、100語を3分から5分で読める、もっと速く読みたい人向けです。
 

トレーニング内容

問題集の長文を使います。定期テストや入試レベルの文章に挑戦します。
 
制限時間を設定します。語数に応じて、目標時間を決めます。100語なら2分、200語なら4分を目指します。
 
音読でスピードを上げます。最初はゆっくり、徐々に速く読めるようにします。
 

1週間の目標

100語の英文を2分以内、200語の英文を4分以内で読めるようになります。返り読みがなくなり、前から理解できるようになります。
 

上級レベル: 完璧を目指す

対象

長文読解が得意、100語を2分以内で読める、さらに高みを目指したい人向けです。
 

トレーニング内容

入試過去問を使います。実際の入試問題で、実践的な練習をします。
 
精読と速読を両立します。正確に理解しながら、速く読む力を養います。
 
未知語推測の練習をします。知らない単語があっても、文脈から意味を推測する力を鍛えます。
 

1週間の目標

300語の英文を5分以内で読み、設問にも正確に答えられるようになります。初見の文章でも、内容を正確に理解できるようになります。

よくある質問

Q1: 返り読みの癖が直りません。どうすればいいですか?

A1: スラッシュリーディングを徹底しましょう

返り読みは、日本語に訳そうとするから起こります。英語の語順のまま、前から理解する練習を繰り返すことで、徐々に直ります。最初は教科書の簡単な文章から始め、スラッシュを入れて前から読む練習をしましょう。慣れてきたら、スラッシュなしでも前から読めるようになります。

 

Q2: 音読する時間がなかなか取れません

A2: 1日5分でも効果があります

音読は1日5分でも十分効果があります。朝の登校前、夕食後、寝る前など、ちょっとした隙間時間に取り組みましょう。長時間やるより、短時間でも毎日続けることが重要です。通学中に心の中で音読するだけでも、ある程度の効果があります。

 

Q3: 新しい文章に挑戦するのと、同じ文章を繰り返すのと、どちらが効果的ですか?

A3: 同じ文章を繰り返す方が効果的です

新しい文章に次々挑むより、一度理解した文章をスラスラ読めるまで繰り返す方が、読解力は確実に上がります。スラスラ読める文章が10個あれば、英文の構造パターンが身につき、初見の文章にも対応できるようになります。まず教科書の文章を完璧にし、それから問題集に進みましょう。

 

Q4: 知らない単語が多すぎて、長文が読めません

A4: 単語力を並行して強化しましょう

長文読解には、ある程度の単語力が必要です。中学3年間で学ぶ単語は約1200語ですが、このうち800語程度は確実に覚える必要があります。単語帳を使って、毎日20個ずつ覚えましょう。また、知らない単語があっても、文脈から意味を推測する力も大切です。前後の文を読んで、何となくの意味を掴む練習もしましょう。

📌 この記事のポイント

□ スラッシュリーディングで英語の語順で理解
返り読みをせず、前から順番に意味を取る練習をします。
□ 音読をセットで行う
1日5分でも音読することで、脳への定着率が上がります。
□ 同じ文章を繰り返し読む
スラスラ読めるまで反復することで、英文のパターンが身につきます。
□ 制限時間を設ける
本番に近い集中力を養い、読解速度を上げます。

まとめ

中学校の英語において、多くの生徒が壁にぶつかるのが長文読解です。単語の意味はわかるのに、読み終わる頃には内容を忘れている、時間が足りなくて最後まで解ききれないといった悩みをよく耳にします。
 
長文読解の鍵は、返り読みをせずに頭から理解する速読力です。意味のまとまりごとにスラッシュを入れ、英語の語順通りに理解する練習をしましょう。いちいち日本語の綺麗な文章に訳そうとしないのがコツです。
 
目で追うだけでなく、声に出すことで脳への定着率が上がります。15分のうち、5分は音読に充て、スピードを意識しながら読むことで読解リズムが身につきます。
 
新しい文章に次々挑むより、一度理解した文章をスラスラ読めるまで繰り返す方が効果的です。自分の自信に繋がりますし、英文特有のパターンが身につきやすくなります。
 
今日はこの長文を5分で読むと決めて取り組むことで、本番に近い集中力を養うことができます。
 
流山市、柏市の中学生も、この速読トレーニングで定期テストや入試の得点が大きく変わります。レベル別の実践プランを参考に、毎日15分のトレーニングを続けましょう。
 
英語の長文は、慣れが一番の近道です。毎日15分の積み重ねが、定期テストや入試での大きな差になります。もし自分一人ではどこから手をつけていいか分からないという時は、ぜひ校舎で一緒に練習しましょう。
 

塾長より