
こんにちは、初石駅前校です。
私立大学の一般入試や国公立大学の二次試験が目前に迫ってきました。この時期、合否を分けるのは、どれだけ本番に近い形で準備ができるかです。特に過去問演習は、ただ解くだけではなく、1点を削り出すための戦略的な活用が求められます。
流山市、柏市の受験生も、この直前期の過去問活用が最後の得点アップの鍵になります。今回は、直前期に取り組むべき過去問活用のポイントをまとめました。
📖 目次
直前期の過去問進捗チェック
まずは現在の準備状況を確認しましょう。
演習量
□ 第一志望校の過去問を5年分以上解いた
最低5年分は必須です。
□ 併願校の過去問も2年分以上解いた
出題傾向を把握していますか。
□ 本番と同じ時間帯に演習している
試験開始時刻に合わせて解いていますか。
□ マークシート形式で練習している
実際のマークシートを使っていますか。
復習の質
□ 間違えた問題を完璧に理解している
なぜ間違えたか分析しましたか。
□ 解き直しで正解できるようになった
2回目以降は正解していますか。
□ ミスの傾向を把握している
自分がどこで失点するか理解していますか。
□ 弱点ノートを作成している
頻出問題や苦手分野をまとめていますか。
戦略
□ 時間配分が固定されている
各大問に何分使うか決まっていますか。
□ 捨て問の判断基準がある
解けない問題を見極められますか。
□ 合格最低点との距離を把握している
あと何点必要か分かっていますか。
□ 本番の持ち物を準備している
受験票、筆記用具、時計などを揃えましたか。
診断結果
チェックが9個以上
準備万端です。自信を持って本番に臨みましょう。
チェックが5個から8個
まだ改善の余地があります。残り時間で詰めましょう。
チェックが4個以下
準備不足です。今すぐ集中的に取り組む必要があります。
1点を拾う5つの実戦テクニック
テクニック1: 時間配分を体で覚える
本番の緊張を想定する
本番は緊張で思うように時間が使えないものです。演習時は制限時間をマイナス5分から10分に設定し、どの問題に時間を割き、どこを切り捨てるかの判断基準を明確にしましょう。
具体的な時間配分の作り方
過去問を解き、各大問にかかった時間を記録します。大問1は15分、大問2は20分というように、実際にかかった時間を把握します。
理想の時間配分を設定します。制限時間から10分引いた時間を各大問に振り分けます。得意分野は短く、苦手分野は長めに設定します。
タイマーで時間を測りながら演習します。各大問の終了時にタイマーをチェックし、予定通りか確認します。
時間が来たら次に進みます。一つの問題に固執せず、全体で点数を最大化することを意識します。
効果
本番でも迷わず解き進められます。時間切れで解けなかった問題がなくなり、得点が安定します。
テクニック2: 採点基準を意識した記述の質
部分点を確実に拾う
記述式の問題では、部分点をいかに拾うかが重要です。模範解答と自分の答案を照らし合わせ、どの要素が含まれていれば点になるのかを徹底的に分析してください。
記述問題の分析方法
模範解答を分解します。何個の要素で構成されているか、数えます。例えば、原因、過程、結果の3つの要素があるなど。
各要素の配点を推測します。全体で10点なら、3要素で3点、3点、4点というように割り振られている可能性があります。
自分の答案と比較します。どの要素が書けていて、どの要素が抜けていたか確認します。
必須要素を覚えます。この要素だけは必ず書くという最低ラインを決めます。
効果
完璧な答案が書けなくても、部分点で大きく稼げます。記述問題での失点が減り、総合点が上がります。
テクニック3: ミスの傾向をリスト化する
自分専用の注意書きを作る
計算ミス、読み間違い、時間不足など、自分が失点するパターンは決まっています。演習後にそれらをリスト化し、試験開始直前に見直す自分専用の注意書きを作りましょう。
ミスリストの作り方
過去問を解くたびに、ミスの原因を記録します。計算ミス、読み間違い、時間不足、知識不足など、分類して書き出します。
頻度の高いミスを特定します。何度も繰り返しているミスは、特に注意が必要です。
対策を書き加えます。計算ミスなら見直しをする、読み間違いなら設問を2回読むなど、具体的な対策を書きます。
カードにまとめます。試験直前に見られるよう、小さなカードや付箋にまとめます。
効果
同じミスを繰り返さなくなります。試験直前に見返すことで、自分の弱点を意識して解けます。
テクニック4: 合格最低点との距離を測る
必要な得点を明確にする
あと何点取れば合格ラインに届くのかを客観的に把握してください。全問正解する必要はありません。取れる問題を確実に取る練習が、精神的な安定にも繋がります。
具体的な方法
合格最低点を調べます。過去3年分の合格最低点を確認し、平均を出します。
現在の得点を確認します。過去問演習で取れている点数の平均を出します。
差を計算します。合格最低点と現在の得点の差が、あと何点必要かです。
どの分野で稼ぐか決めます。得意分野で確実に点を取る、苦手分野は最低限を目指すなど、戦略を立てます。
効果
全問正解を目指さなくていいという安心感が生まれます。取れる問題を確実に取ることに集中できます。
テクニック5: 見直しの優先順位を決める
限られた時間で効率よく見直す
試験終了前の見直し時間は限られています。全問見直すのは不可能なため、優先順位をつけます。
見直しの優先順位
第1優先: 計算問題やマークミスです。計算の途中式を確認し、マークがずれていないかチェックします。
第2優先: 自信がない問題です。迷った問題や、適当にマークした問題を見直します。
第3優先: 配点の高い問題です。記述問題や、配点が大きい問題を重点的に見直します。
見直さない: 自信がある問題、時間がかかりすぎる問題は見直しません。
効果
短時間で効率よく見直しができます。ケアレスミスを防ぎ、確実に得点できます。
試験当日の行動マニュアル
試験前日の過ごし方
最終確認
弱点ノートを見返します。苦手分野や頻出問題を最終確認します。
ミスリストを読みます。自分がどこで失点しやすいか、もう一度頭に入れます。
持ち物を準備します。受験票、筆記用具、時計、ハンカチ、ティッシュ、飲み物、軽食などを揃えます。
早めに就寝
夜11時までには寝ます。直前の詰め込みは効果が薄く、睡眠不足の方がマイナスです。
スマホは見ません。ブルーライトで眠れなくなるため、寝る1時間前から画面を見ないようにします。
試験当日の朝
余裕を持って起床
試験開始3時間前には起きます。脳が完全に目覚めるまで時間がかかるため、早めに起きます。
朝食をしっかり食べます。ごはん、卵、納豆など、タンパク質と炭水化物をバランスよく摂ります。
持ち物の最終確認
受験票を確認します。忘れると受験できないため、最優先でチェックします。
筆記用具を確認します。鉛筆5本、消しゴム2個、シャーペン1本など、予備を含めて準備します。
時計を確認します。電池が切れていないか、時刻が合っているか確認します。
試験会場での過ごし方
早めに到着
試験開始1時間前には会場に着きます。トイレの場所、試験室の確認、リラックスする時間を確保します。
リラックス
深呼吸をします。緊張したら、ゆっくり深呼吸して落ち着きます。
軽くストレッチします。肩を回す、首を回すなど、体をほぐします。
友達と話しすぎません。余計な不安を煽る会話は避け、一人で集中します。
試験中の心構え
最初の5分
全体を俯瞰します。問題用紙を開いたら、まず全体をざっと見て、難易度と問題量を把握します。
解く順番を決めます。得意分野から解く、配点の高い問題から解くなど、事前に決めた戦略通りに進めます。
途中で焦らない
わからない問題は飛ばします。5分考えてわからなければ、次に進みます。
時間配分を守ります。予定時間が来たら、未完成でも次の大問に移ります。
最後の5分
マークミスをチェックします。問題番号とマーク番号がずれていないか確認します。
計算ミスを確認します。計算問題の答えが明らかにおかしくないか、ざっと見ます。
📌 この記事のポイント
制限時間マイナス10分で演習し、本番の緊張に備えます。
□ 記述の質を高める
模範解答を分解し、部分点を確実に拾う練習をします。
□ ミスの傾向をリスト化
自分専用の注意書きを作り、試験直前に見返します。
□ 合格最低点との距離を測る
必要な得点を明確にし、取れる問題を確実に取ります。
まとめ
私立大学の一般入試や国公立大学の二次試験が目前に迫ってきました。この時期、合否を分けるのは、どれだけ本番に近い形で準備ができるかです。特に過去問演習は、ただ解くだけではなく、1点を削り出すための戦略的な活用が求められます。
本番は緊張で思うように時間が使えないため、演習時は制限時間をマイナス5分から10分に設定し、どの問題に時間を割き、どこを切り捨てるかの判断基準を明確にします。
記述式の問題では、部分点をいかに拾うかが重要です。模範解答と自分の答案を照らし合わせ、どの要素が含まれていれば点になるのかを徹底的に分析します。
計算ミス、読み間違い、時間不足など、自分が失点するパターンは決まっています。演習後にそれらをリスト化し、試験開始直前に見直す自分専用の注意書きを作ります。
あと何点取れば合格ラインに届くのかを客観的に把握します。全問正解する必要はありません。取れる問題を確実に取る練習が、精神的な安定にも繋がります。
流山市、柏市の受験生も、この直前期の過去問活用が最後の得点アップの鍵になります。試験当日の行動マニュアルを参考に、万全の準備で本番に臨みましょう。
残された時間は限られていますが、過去問を正しく使えば、まだまだ学力は伸びます。1点の重みを噛み締め、最後まで粘り強く取り組んでいきましょう。
塾長より


