
こんにちは、初石駅前校です。
2月は中学・高校入試のシーズンですが、非受験学年の小学生にとっても、次の学年へ向けた非常に重要な準備期間です。
新しい学年でスムーズに学習をスタートさせるためには、今の学年のわからないを3月に持ち越さないことが鉄則です。流山市、柏市の小学生も、この2月の復習が新学年での自信につながります。今日は、今すぐ実践できる苦手単元の整理術をご紹介します。
📖 目次
学年末の学力診断チェック
まずは1年間の学習状況を確認しましょう。
算数の理解度
□ 計算問題を正確に解ける
繰り上がり、繰り下がり、かけ算、割り算は大丈夫ですか。
□ 文章題の意味が理解できる
何を求めるのか、式を立てられますか。
□ 図形の性質を理解している
三角形、四角形、円の特徴を説明できますか。
□ 単位の換算ができる
cm、m、km、g、kgなどの変換ができますか。
国語の理解度
□ 学年配当漢字を読み書きできる
今の学年で習った漢字は全て書けますか。
□ 文章の要点を掴める
読んだ内容を簡単に説明できますか。
□ 語彙力がある
ことわざや慣用句を知っていますか。
□ 作文が書ける
自分の考えを文章にできますか。
学習習慣
□ 毎日勉強する習慣がある
宿題以外にも、自主学習をしていますか。
□ わからない問題を放置していない
すぐに質問したり、調べたりしていますか。
□ テストの見直しをしている
間違えた問題をもう一度解いていますか。
□ 復習の時間を取っている
習った内容を定期的に見返していますか。
診断結果
チェックが9個以上
1年間しっかり学習できました。新学年も好スタートを切れます。
チェックが5個から8個
標準的なレベルです。2月中に苦手を克服しましょう。
チェックが4個以下
復習が必要です。今すぐ集中的に取り組みましょう。
苦手を潰す4つのステップ
ステップ1: テストのバツを仕分けする
間違いを分類する
この1年間で返ってきたテストを引っ張り出し、間違えた問題をケアレスミスか根本的に解き方がわからないものかに分けましょう。後者が、今月中に集中して取り組むべき単元です。
具体的な仕分け方法
テストを全て集めます。1年分のテストを科目ごとに並べます。
間違えた問題をチェックします。バツがついた問題全てに印をつけます。
2つに分類します。ケアレスミス(うっかりミス、計算ミス)と、わからない(解き方がわからない、理解していない)に分けます。
わからない問題をリスト化します。ノートに、科目ごとに苦手単元を書き出します。
効果
どこが苦手か明確になります。やるべきことが見えることで、復習が効率的に進みます。
ステップ2: 算数は前の学年まで遡る
積み上げの教科を理解する
算数は積み上げの教科です。例えば割合が苦手なら、実はその前の小数の掛け算・割り算でつまずいているケースが多いです。2月中にそこまで戻って復習するのが、結局は近道になります。
遡り方の例
小6で割合が苦手な場合: 小5の小数の掛け算・割り算、小4の割り算の筆算まで戻ります。
小5で分数が苦手な場合: 小4の分数の基礎(分子・分母、約分・通分)まで戻ります。
小4で面積が苦手な場合: 小3の長さや広さの単位まで戻ります。
遡る目安
スラスラ解けるところまで戻ります。わからない単元の前の単元を確認し、そこも怪しければさらに前に戻ります。
完璧に理解してから次へ進みます。基礎が固まってから、苦手単元に取り組みます。
ステップ3: 全部やろうとしない
優先順位をつける
短期間で全ての復習は不可能です。漢字の書き取りや算数の計算など、特に重要な基礎に絞って1日15分ずつでも取り組むのが、挫折しないコツです。
優先すべき基礎
算数: 計算問題(四則演算、小数、分数)と単位の換算です。これらは全ての問題の基礎になります。
国語: 漢字の読み書きと音読です。語彙力と読解力の土台になります。
1日15分の内訳
算数10分: 計算ドリルを10問解きます。毎日続けることで、計算力が確実に上がります。
国語5分: 漢字を5個書き取ります。または、教科書を1ページ音読します。
効果
無理なく続けられます。小さな成功体験の積み重ねが、自信につながります。
ステップ4: 定期的に確認テストをする
定着を確認する
復習しただけでは、本当に理解できたか分かりません。定期的に確認テストをして、定着を確認します。
確認テストの方法
復習した単元の問題を解きます。教科書の章末問題や、ドリルの練習問題を使います。
時間を測って解きます。本番のテストのように、集中して取り組みます。
採点して記録します。何点取れたか、どこを間違えたかを記録します。
間違えた問題は再復習します。まだ理解が不十分な部分を、もう一度勉強します。
効果
理解度を客観的に把握できます。弱点が明確になり、効率的に復習できます。
教科別・復習のコツ
算数: 計算力と単位換算を最優先
計算力を固める
計算ドリルを毎日10問解きます。正確さとスピードを両方意識します。
間違えた問題は必ず解き直します。なぜ間違えたか、確認します。
暗算の練習をします。簡単な計算は、暗算で素早くできるようにします。
単位換算を完璧に
長さ: mm、cm、m、kmの関係を覚えます。1m等号100cmなど、変換できるようにします。
重さ: mg、g、kgの関係を覚えます。
かさ: mL、dL、Lの関係を覚えます。
実生活で使います。買い物や料理で、単位を意識します。
国語: 漢字と読解の基礎を固める
学年配当漢字を完璧に
漢字ドリルを使います。今の学年で習った漢字を、全て書けるようにします。
読みと書きを両方練習します。読めるだけでなく、書けることが重要です。
例文で覚えます。単語だけでなく、文章の中で使えるようにします。
音読で読解力を上げる
教科書を毎日音読します。声に出すことで、内容が頭に入りやすくなります。
スムーズに読めるまで繰り返します。つっかえずに読めることが目標です。
内容を要約します。読んだ後、簡単に内容を説明する練習をします。
理科・社会: 重要語句を覚える
理科
教科書の太字を覚えます。重要な用語を確実に覚えます。
実験の目的と結果を理解します。何のために実験したか、何がわかったかを説明できるようにします。
社会
地図を見ながら覚えます。都道府県名、県庁所在地、山脈、川などを確認します。
歴史の流れを理解します。時代の順番と、重要な出来事を覚えます。
よくある質問
Q1: 苦手単元が多すぎて、どこから手をつければいいかわかりません
A1: 算数の計算と国語の漢字から始めましょう
全てを完璧にしようとせず、まず基礎の基礎から始めます。算数なら計算問題、国語なら漢字の読み書きです。これらは全ての学習の土台になるため、最優先で取り組みましょう。1日15分でも、毎日続けることが重要です。基礎が固まってから、他の単元に進みます。
Q2: 前の学年まで戻る必要がありますか?
A2: 算数は特に、戻る必要があります
算数は積み上げの教科なので、今の学年の内容が理解できない場合、前の学年でつまずいている可能性が高いです。例えば、割合が苦手なら小数の掛け算・割り算まで戻ります。恥ずかしがらず、スラスラ解けるところまで戻ることが、結局は一番の近道です。基礎をしっかり固めてから、次に進みましょう。
Q3: 1日15分では足りないのではないですか?
A3: 毎日続けることの方が重要です
1日2時間やって3日で挫折するより、1日15分を毎日続ける方が効果的です。短時間でも毎日続けることで、習慣になり、確実に学力が上がります。15分に慣れたら、徐々に時間を伸ばしていけばいいのです。まず続けることを優先しましょう。
Q4: 子供が復習を嫌がります。どうすればいいですか?
A4: 小さな成功体験を積ませましょう
復習が嫌なのは、わからない問題ばかりで自信を失うからです。最初は簡単な問題から始め、できたという成功体験を積ませることが重要です。計算問題なら、前の学年の簡単な問題から始めます。できたらしっかり褒め、徐々に難易度を上げていきます。親も一緒に取り組むと、子供は安心して勉強できます。
📌 この記事のポイント
ケアレスミスと根本的にわからない問題を分け、後者を重点的に復習します。
□ 算数は前の学年まで遡る
積み上げの教科なので、スラスラ解けるところまで戻って基礎を固めます。
□ 全部やろうとしない
計算と漢字など、重要な基礎に絞って1日15分ずつ取り組みます。
□ 定期的に確認テストをする
復習した内容が定着しているか、定期的に確認します。
まとめ
2月は中学・高校入試のシーズンですが、非受験学年の小学生にとっても、次の学年へ向けた非常に重要な準備期間です。
新しい学年でスムーズに学習をスタートさせるためには、今の学年のわからないを3月に持ち越さないことが鉄則です。
この1年間で返ってきたテストを引っ張り出し、間違えた問題をケアレスミスか根本的に解き方がわからないものかに分けます。後者が、今月中に集中して取り組むべき単元です。
算数は積み上げの教科なので、割合が苦手なら小数の掛け算・割り算まで戻ります。2月中にそこまで遡って復習するのが、結局は近道になります。
短期間で全ての復習は不可能なため、漢字の書き取りや算数の計算など、特に重要な基礎に絞って1日15分ずつでも取り組むのが挫折しないコツです。
流山市、柏市の小学生も、この2月の復習が新学年での自信につながります。教科別の復習のコツを参考に、効率よく苦手を克服しましょう。
新学年での自信は、2月の準備で作られます。もしお子様の苦手がどこにあるか見極めるのが難しい場合は、ぜひ校舎までご相談ください。一緒に最適な復習プランを立てましょう。
塾長より

