こんにちは、初石駅前校です。
開校から約2年、様々なお子さんを見てきましたが、ほぼ毎日夕方から塾が終わる時間まで自学習に来る生徒と、授業のある日だけ来て他の日に全く来ない生徒がいます。昨年度の入試結果を見ても、毎日自習に来ていた子は全員合格しています。それも偏差値が3~7低く乖離があってもです。来ない生徒は残念ながら第一志望校に合格出来ませんでした。
私はWAMの前、集団塾に約20年いましたが、ほぼ同じ結果に至ります。塾に毎日来る子は受験で志望校に合格します。それだけの「量」をこなしていますから。初めから「質」を求めてはいけません。何故なら入試は、何処を出されても対応出来る様にしておかなければならないからです。勿論、出来るところばかりしても成績は上がらないので、出来ないところをする「質」は求められます。
「先生、どこから始めたらいいの?」
と、良く聞かれます。
「どの単元からでもいいよ。習っている所であれば。」
結局、「どこから始めたらいいの?」というのは言い訳と逃げに近い言葉です。習っているのだから何処から始めてもいいのです。しかし、誰かに後押ししてもらわないと動けない。一歩を踏み出せないでいる。塾はそれをフォローする場だと今でも思います。
自宅では誘惑に駆られるものばかりあります。スマートフォンを始め、テレビ、ゲーム、漫画などあり、それにのめり込む環境にあります。だからこそ、その環境とは真逆の塾へ来て、勉強するのがベストなのです。自宅で勉強するのが悪いとはいいません。芯がしっかりしている子であればPDCFA(マネジメントサイクル)は自宅だろうが塾だろうが回す事は出来ます。
自宅と塾で勉強する違い、それは分からない所を「質問」が出来るか否かです。自己解決出来ないものは、分かっている人に聞く事が理解する一番の近道です。「学ぶ」とは「真似ぶ」事。ならば、出来る人の真似をすればいい。成績向上のもう一つの方法は分からないところを「質問」する事。成績のグングン上がる子は、とことん質問をして来ます。解決が成績向上に繋がります。但し、何でも分からないから闇雲に質問するのは考えない子になってしまいます。だから、先ずは自分で調べ、行き着くところまで行き、それでも分からないところ質問する。これが自己解決です。
折角、高いお金を払って塾に来ている訳ですから、毎日来ることでその単価も下がります。もっと塾を活用してください。集団塾の子が出来るのは、英数国理社を週に3日塾にいるからです。塾に来る頻度が多い。集団塾の子に負けないためには「毎日、塾へ行く」事が必要なのです。
塾長より