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台風休校に備える段取り術

こんにちは、初石駅前校です。
 
この時期になると台風による休校や警報発令が心配になりますね。「明日、学校はあるのかな?」「塾はどうなるの?」と落ち着かない夜を過ごした経験がある方も多いと思います。特に受験を控える中学生や定期テスト直前の生徒にとって、急な休校は勉強のリズムを崩す原因にもなりかねません。そこで今回は「もし台風で休校になったら?」を想定し、前日からできる段取り術をご紹介します。
 

1. 情報収集は前日夜から

最新情報は公式サイトと防災アプリから
台風の進路や警報発令の可能性は前日夜からニュースや気象庁の情報をチェックしましょう。学校のホームページや教育委員会の案内も確認しておくと安心です。SNSや友人同士の噂だけでは誤った情報を受け取ってしまうこともあるので、必ず公式の情報源を基準にしましょう。
 
「もし休校なら」のシミュレーション
休校になった場合の過ごし方を前もって考えておくことが大切です。「午前中は宿題、午後は模擬テスト」「午前は自習、午後は休憩」など、具体的な時間割を紙に書き出すだけでも翌日の行動がぐっとスムーズになります。
 

2. 勉強計画を前日にセットする

教科書やノートをまとめて机に置く
台風で休校になるとわかってから準備すると気持ちが乱れて集中できません。前日のうちに机の上に翌日取り組む教材をセットしておくのがおすすめです。朝起きてすぐ勉強に取りかかれる環境を作ることが大切です。
 
「優先順位」を決めておく
テスト範囲のワークや覚え直しが必要な暗記科目など、優先順位をリスト化しておきましょう。休校で時間が増えると「何からやろう?」と迷って結局進まないケースが多いですが、あらかじめ順番を決めておけば時間を有効に使えます。
 

3. 家族との連携を忘れずに

家庭内のルールを事前に決める
台風で外出できない日は家族全員が家にこもります。「午前中は勉強時間」「午後はテレビを共有」など、家庭内のルールを決めておくとストレスが減ります。特にスマホやゲーム機は台風の休校時に使いすぎになりやすいので、利用時間の目安を家族で共有しておきましょう。
 
停電や通信障害の備え
充電器やモバイルバッテリーを満タンにしておく、懐中電灯を準備するなど、安全面の確認も忘れずに。停電になると照明が使えず勉強が中断する可能性があるので、昼間に集中して取り組めるようスケジュールを工夫することもポイントです。
 

4. 休校当日の過ごし方

午前中の時間をゴールデンタイムに
人は午前中の方が集中力が高いと言われています。休校日こそ午前中に重要な勉強を入れ、午後は復習や整理に充てるのが効果的です。「午前は理数科目、午後は暗記科目」などメリハリをつけると効率が上がります。
 
自習室の代わりを家庭で作る
塾や学校が閉まっていても、自宅に「自習モード」を作り出すことは可能です。家族に「この時間は話しかけないでね」と伝える、タイマーで勉強時間を区切るなど、環境を工夫することで集中力を高められます。
 

まとめ

台風による休校は突然やってきますが、事前に備えておけば学習のリズムを崩さずに過ごせます。情報収集、学習計画、家庭内のルール作り、そして安全面の確認。この4つを押さえておくだけで「台風休校も有意義な1日だった」と言えるようになるはずです。ぜひご家庭でも取り入れてみてください。
 

塾長より