成績下降気味に悩む小中高生の画像

こんにちは、初石駅前校です。
 
夏休みが終わり、新学期がスタートした9月。心機一転、勉強に励もうと意気込んでいるお子さんも多いことでしょう。しかし、この時期に多くの生徒が直面するのが、通称「9月の壁」と呼ばれる成績の急落です。
夏休み気分が抜けきらなかったり、長期休みの学習習慣が途切れてしまったりすることで、思うように成績が伸び悩んでしまうことがあります。
 
今回は、この「9月の壁」を乗り越え、成績をV字回復させるためのポイントを、小学生・中学生・高校生それぞれの学年別に具体的なチェックリストと共にご紹介します。

【全学年共通】9月の壁を乗り越えるための基本対策

1: 生活リズムを元に戻す

夏休み中に夜更かしや朝寝坊が習慣になっていませんか? 新学期が始まったら、まずは規則正しい生活リズムを取り戻すことが最優先です。十分な睡眠時間を確保し、朝食をしっかり摂ることで、授業への集中力が高まります。

2: 夏休みの復習を徹底する

夏休みに取り組んだ課題や苦手分野の復習は、9月の学力定着に不可欠です。完全に理解できていない部分があれば、そのままにせず、早めに復習して基礎を固めましょう。

3: 短時間でも毎日学習する習慣をつける

まとまった学習時間を確保するのが難しい場合でも、毎日短時間でも良いので机に向かう習慣をつけましょう。例えば、「学校から帰ったら15分だけ復習する」など、無理のない範囲で継続することが重要です。

【学年別】9月の壁克服チェックリスト

【小学生】楽しく学んで学習習慣を定着!

  • 宿題は学校で終わらせる習慣をつける: 帰宅後の時間を有効活用するためにも、学校でできることは済ませる習慣をつけましょう。
  • 音読や計算練習を日課にする: 基礎学力の定着には毎日の反復が効果的です。保護者の方と一緒に取り組むのも良いでしょう。
  • 興味のある分野を深掘りする時間を作る: 読書や図鑑などで知的好奇心を刺激し、学習意欲を持続させます。

【中学生】部活動と勉強の両立が鍵!

  • 授業内容はその日のうちに復習する: 定期テストで高得点を取るためには、日々の積み重ねが重要です。特に英単語や漢字は毎日触れるようにしましょう。
  • 苦手教科は個別指導や塾を活用する: つまづき始めたら早めに対策を。放置すると、後で取り戻すのが難しくなります。
  • 週末に1週間の学習計画を見直す: 部活動で忙しい中でも、計画的に学習を進める習慣をつけましょう。

【高校生】受験を見据えた戦略的な学習を!

  • 模試の結果を分析し、弱点分野を特定する: 漠然と勉強するのではなく、データに基づいて効率的な学習を行いましょう。
  • 通学時間やスキマ時間を有効活用する: スマートフォンアプリや単語帳などを活用し、少しの時間も無駄にしない工夫を。
  • 過去問演習を始める: 志望校の出題傾向を把握し、実践的な対策を早期にスタートさせましょう。

 
「9月の壁」は、決して乗り越えられない壁ではありません。今回ご紹介したチェックリストを参考に、お子さんの学年や状況に合わせた対策を講じることで、成績の急落を防ぎ、さらなる飛躍へと繋げることができます。

塾長より