
こんにちは、初石駅前校です。
二学期が始まり、生活リズムが乱れがちになるお子様も多いのではないでしょうか。実は「睡眠」は成績や集中力と深い関わりがあることが研究でも明らかになっています。今日は小中学生にとって理想的な睡眠時間と、家庭でできる整え方についてお伝えします。
なぜ睡眠が成績に影響するの?
記憶の定着に必要な「質の良い眠り」
睡眠中、特に深いノンレム睡眠の間に脳は昼間学んだ内容を整理し、記憶を定着させます。勉強しても睡眠が足りなければ知識が定着しづらくなり、結果として成績にも影響します。
集中力と感情の安定
睡眠不足の子どもは、授業中の集中力が続かず、イライラや不安感も強まりやすいと言われています。勉強効率だけでなく学校生活全体に影響を及ぼします。
小中学生に必要な睡眠時間
小学生の最適睡眠時間
専門家によると、小学生には9〜11時間の睡眠が推奨されています。21時前後には就寝できるリズムが理想です。
中学生の最適睡眠時間
思春期を迎える中学生は8〜10時間が目安。部活動や塾の学習で帰宅が遅くなることもありますが、23時前には就寝できるよう調整したいところです。
家庭でできる生活リズムの整え方
ルールを決める3つの工夫
- 就寝・起床時間を家族で共有して守る
- 寝る前1時間はスマホやゲームをオフにする
- 休日も平日と大きくずれない生活リズムにする
環境を整えるポイント
寝室は暗く静かに保ち、寝具は季節に合ったものを使いましょう。また、夜遅い食事やカフェイン飲料(お茶やコーラなど)は眠りの質を下げるので注意が必要です.
睡眠と成績アップの関係
テスト前こそ睡眠を削らない
「試験前は夜更かしして勉強」と考える生徒は多いですが、徹夜は逆効果。脳が働かず、覚えたはずのことを思い出せなくなるリスクがあります。むしろ睡眠をしっかり取った方が点数につながるのです。
家庭全体で取り組む大切さ
子どもだけに「早く寝なさい」と言っても効果は薄いもの。保護者も一緒に生活リズムを見直すことで、お子様の意識も変わりやすくなります。
まとめ
二学期は勉強も生活も忙しくなる時期ですが、だからこそ「睡眠」を軽視せず整えることが成績アップへの近道です。最適な睡眠時間を意識し、家庭全体で習慣づけていきましょう。
塾長より