試験問題を最後まで粘る男子高校生の画像

こんにちは、初石駅前校です。
 
国公立二次試験、そして私大後期入試。受験シーズンの最終盤を戦い抜く皆さんに伝えたいのは、「1点の重み」です。合格ラインに1点差で泣く受験生は毎年数多く存在します。最後まで粘り強く得点を拾い上げることが、合否を分けます。
 
流山市、柏市の受験生からも「最後まで諦めずに1点でも多く取る方法を知りたい」という声が寄せられています。今回は、最終盤で1点を拾い上げるための解答テクニックと、試験当日の心構えをご紹介します。
 

📖 目次

あなたの失点パターンはどれ?

まずは自分の失点傾向を確認しましょう。
 

記述問題での失点

□ 途中式を書かずに答えだけ書く
プロセスが正しくても、部分点を逃していませんか。
□ 白紙のまま提出してしまう
完璧な解答を求めすぎて、何も書けていませんか。
□ 記述が雑で読みにくい
採点者に伝わる丁寧な字で書いていますか。
□ キーワードを盛り込んでいない
問題文の要求に答えるキーワードを使っていますか。
 

ケアレスミスでの失点

□ 問題文の条件を読み落とす
「すべて答えよ」「整数で答えよ」などの条件を見逃していませんか。
□ 単位を書き忘れる
答えに単位がないことで減点されていませんか。
□ 計算ミスをする
符号を間違える、桁を間違えるなどしていませんか。
□ マークシートがずれる
問題番号とマーク番号が一致していますか。
 

時間配分での失点

□ 一つの問題に時間をかけすぎる
難問に固執して、解ける問題に手が回っていませんか。
□ 見直しの時間がない
時間切れで、見直しができていませんか。
□ 焦って雑になる
時間が足りないと気づいて、焦って雑になっていませんか。
□ 最後まで解ききれない
試験終了時に、空欄が残っていませんか。
 

診断結果

チェックが7個以上

多くの失点パターンがあります。今すぐ改善しましょう。
 

チェックが4個から6個

いくつかの失点パターンがあります。意識して直しましょう。
 

チェックが3個以下

失点は少ない状態です。この調子で最後まで頑張りましょう。

教科別・1点を拾う実戦テクニック

数学:途中式を美しく残す

なぜ途中式が重要なのか

答えが最後まで辿り着かなくても、そこに至るプロセスが正しければ部分点が入ります。何を求めようとしたのか、どの公式を適用したのかを採点者にアピールするつもりで、丁寧に記述しましょう。
 

具体的な書き方

使う公式を明示します。「ここで三平方の定理を使うと」と書いてから式を展開します。
 
途中の計算を省略しません。「計算により」と省略せず、実際の計算過程を示します。
 
図を描きます。幾何の問題では、図を描いて補助線や角度を書き込みます。
 
何を求めているか明示します。「よって、求める値はxである」と、最終的に何を答えたのか明確にします。
 

部分点を取るコツ

最後まで解けなくても、途中まで書きます。採点者は、どこまで理解しているか見ています。
 
間違えた式は消しません。二重線で消して、正しい式を書き直します。消しゴムで消すと、時間がかかります。
 
読みやすい字で書きます。採点者が読めない字では、部分点がもらえません。
 

理科:プロセスを言葉で説明する

計算問題でも説明を加える

数学と同様、理科でも途中式とプロセスの説明が重要です。特に物理や化学では、どの法則や公式を使ったかを明記しましょう。
 

具体的な書き方

使う法則を明示します。「オームの法則より」「ボイルの法則より」と書きます。
 
単位を必ず書きます。答えだけでなく、途中の計算でも単位を明記します。
 
図やグラフを活用します。力の向きや電流の流れを図示すると、理解が伝わります。
 

英語:白紙は絶対に避ける

完璧を求めすぎない

「完璧な解答」を求めすぎて筆が止まっていませんか? 設問の要求から大きく外れない限り、何かしら書き込むことが大切です。特に私大後期の記述では、キーワードが含まれているだけで加点対象になることがあります。
 

英作文で1点を拾う

簡単な文でも構いません。複雑な構文を使おうとして間違えるより、シンプルな文を正確に書きます。
 
知っている単語で言い換えます。難しい単語が思い出せなければ、簡単な単語で表現します。
 
文法ミスを最小限にします。時制や主語と動詞の一致を確認します。
 

長文読解で1点を拾う

本文からキーワードを抜き出します。自分の言葉で説明できなくても、本文の該当箇所を引用します。
 
問題文の言葉を使います。設問に使われている単語を、解答にも含めます。
 
部分点狙いで書きます。全部わからなくても、わかる部分だけ書きます。
 

国語:キーワードを確実に盛り込む

記述問題で部分点を取る

国語の記述問題も、キーワードが含まれているだけで部分点がもらえることがあります。
 

具体的な書き方

本文の言葉を使います。自分の言葉で言い換えようとせず、本文の表現をそのまま使います。
 
設問の要求に答えます。「なぜか」と聞かれたら「〜から」、「どういうことか」と聞かれたら「〜ということ」で答えます。
 
字数制限を守ります。指定字数の8割以上は書きます。
 

全教科共通:見直しは攻めの姿勢で

残り5分の使い方

残り5分。名前の確認はもちろんですが、「条件の読み落としはないか」「単位は合っているか」を徹底的に疑ってください。ここでケアレスミスを1つ見つけることは、合格を引き寄せる最大のファインプレーです。
 

見直しのチェックリスト

名前を書いたか確認します。受験番号と氏名を必ずチェックします。
 
問題文の条件を確認します。「すべて答えよ」「整数で答えよ」などの条件を読み落としていないか確認します。
 
単位を確認します。答えに単位がついているか、単位が正しいか確認します。
 
計算ミスを確認します。符号、桁数、小数点の位置を確認します。
 
マークシートを確認します。問題番号とマーク番号がずれていないか確認します。

試験前日と当日の過ごし方

試験前日の過ごし方

新しいことはしない

試験前日に新しい問題集や新しい単元には手を出しません。不安になって新しいことを始めると、かえって混乱します。
 
弱点ノートを見返します。これまで間違えた問題をまとめたノートを最終確認します。
 

早めに就寝する

夜11時までには寝ます。直前の詰め込みは効果が薄く、睡眠不足の方がマイナスです。
 
スマホは見ません。ブルーライトで眠れなくなるため、寝る1時間前から画面を見ないようにします。
 

持ち物の最終確認

受験票を確認します。忘れると受験できないため、最優先でチェックします。
 
筆記用具を確認します。鉛筆5本、消しゴム2個、シャーペン1本など、予備を含めて準備します。
 
時計を確認します。電池が切れていないか、時刻が合っているか確認します。
 

試験当日の朝

余裕を持って起床

試験開始3時間前には起きます。脳が完全に目覚めるまで時間がかかるため、早めに起きます。
 
朝食をしっかり食べます。ごはん、卵、納豆など、タンパク質と炭水化物をバランスよく摂ります。
 
軽くストレッチします。体を動かすことで、脳が目覚めます。
 

試験会場での過ごし方

早めに到着します。試験開始1時間前には会場に着きます。トイレの場所、試験室の確認、リラックスする時間を確保します。
 
友達と話しすぎません。ネガティブな話題は避け、一人で集中する時間を作ります。
 
深呼吸をします。緊張したら、ゆっくり深呼吸して落ち着きます。
 

試験中の心構え

最初の5分

全体を俯瞰します。問題用紙を開いたら、まず全体をざっと見て、難易度と問題量を把握します。
 
解く順番を決めます。得意分野から解く、配点の高い問題から解くなど、事前に決めた戦略通りに進めます。
 

途中で焦らない

わからない問題は飛ばします。5分考えてわからなければ、次に進みます。
 
時間配分を守ります。予定時間が来たら、未完成でも次の大問に移ります。
 

最後の5分

マークミスをチェックします。問題番号とマーク番号がずれていないか確認します。
 
計算ミスを確認します。計算問題の答えが明らかにおかしくないか、ざっと見ます。
 
条件を確認します。「すべて答えよ」「整数で答えよ」などの条件を満たしているか確認します。

よくある質問

Q1:途中式を書く時間がありません。どうすればいいですか?

A1:時間配分を見直し、途中式を書く時間を確保しましょう

途中式を書く時間がないのは、時間配分が間違っている可能性があります。一つの問題に時間をかけすぎていないか、難問に固執していないか確認しましょう。途中式を書くことで部分点が取れるため、時間配分を見直して、途中式を書く時間を確保することが重要です。制限時間から10分引いた時間で解く練習をすると、見直しの時間も確保できます。

 

Q2:記述問題で何を書けばいいかわかりません。

A2:問題文のキーワードを使い、本文から引用しましょう

記述問題では、完璧な解答を求めすぎず、問題文のキーワードを使って答えることが大切です。自分の言葉で説明できなくても、本文の該当箇所を引用するだけで部分点がもらえることがあります。特に私大後期の記述では、キーワードが含まれているだけで加点対象になります。白紙は絶対に避け、わかる部分だけでも書きましょう。

 

Q3:見直しで何をチェックすればいいですか?

A3:名前、条件、単位、計算ミス、マークシートを確認しましょう

見直しでは、まず名前と受験番号を書いたか確認します。次に、問題文の条件(「すべて答えよ」「整数で答えよ」など)を読み落としていないか確認します。答えに単位がついているか、計算ミス(符号、桁数、小数点)はないか、マークシートがずれていないかをチェックします。残り5分は、これらを徹底的に疑う攻めの姿勢で見直しましょう。

 

Q4:試験前日に不安で眠れません。どうすればいいですか?

A4:新しいことはせず、早めに就寝することを優先しましょう

試験前日に不安を感じるのは自然なことです。しかし、夜遅くまで勉強しても効果は薄く、睡眠不足の方がマイナスです。新しい問題集や新しい単元には手を出さず、弱点ノートを見返すだけにしましょう。夜11時までには寝て、スマホは寝る1時間前から見ないようにします。温かい飲み物を飲んでリラックスし、「やれることはやった」と自分を信じて休むことが大切です。

📌 この記事のポイント

□ 途中式を美しく残す
答えが最後まで辿り着かなくても、プロセスが正しければ部分点が入ります。
□ 白紙は絶対に避ける
完璧な解答を求めすぎず、キーワードを含めて何かしら書き込むことが大切です。
□ 見直しは攻めの姿勢で
残り5分で条件、単位、計算ミス、マークシートを徹底的に疑いましょう。
□ 試験前日は早めに就寝
新しいことはせず、弱点ノートを見返すだけにして、睡眠を優先しましょう。

まとめ

国公立二次試験、そして私大後期入試。受験シーズンの最終盤を戦い抜く皆さんに伝えたいのは、「1点の重み」です。合格ラインに1点差で泣く受験生は毎年数多く存在します。
 
途中式を美しく残し、白紙は絶対に避け、見直しは攻めの姿勢で臨む。この3つのポイントを守れば、最後まで粘り強く1点を拾い上げることができます。
 
流山市、柏市の受験生も、この方法で最後の最後まで諦めず、合格を勝ち取っています。精神的にもタフな時期ですが、ここでの踏ん張りが未来を切り拓きます。
 
初石駅前校は、最後の1分1秒まで皆さんの健闘を応援しています!
 

塾長より